Airbnb、Uberなど、多くのイノベーションは大手企業からではなく、中小企業やベンチャー企業から生まれています。何故なのでしょうか?
それは、大手企業は小さな市場には積極的な投資をすることができないから。大きな利益を生んでいる今の商品やサービスを改善していく方が、経営戦略として正しいから。だからこそ、中小企業にチャンスがあります。
日経MJ書籍広告でのデザイン思考特集
あらゆる商品、サービスが同質化し、価格競争に陥る中、大企業だけではなく中小企業に求められるのがイノベーションです。様々な企業が注目しデザイン思考に関する多くの書籍も発刊されつつあります。
また、経済産業省もデザイン思考の戦略的活用により企業のイノベーションを誘発し、ユーザーが求める製品・サービスの改善につなげる方法を、経営者を中心とした企業の方々に伝えることを主な目的として、平成26年7月22日「国際競争力強化のためのデザイン思考を活用した経営実態調査」報告書を公表しました。
デザイン思考とは、デザイナーの人間を中心に据えた思考プロセスを体系化した、イノベーションをもたらすメソッドです。シリコンバレーで注目され、スタンフォード大学でも研究が進んでいます。従来の日本型企業の特徴とされる社内合議、上申決裁、予算一括獲得型のプロジェクト運営を打破し、企業にイノベーションをもたらす最適な手法と言われています。
デザイン思考は3つのステップから成る
デザイン思考は、大きく3つのステップに分けることができます。
Step 1では、客観的なデータに加え、徹底的に消費者に寄り添い観察を重ねることで、問題の本質を発見します。
Step 2は、イノベーションを起こす全く新しいアイデアを、複数の発想法を用い発散し収束させるステージです。
Step 3では、そのアイデアをプロトタイプとして様々な形で検証し、実用化に向けて時間面、予算面、組織面など、あらゆる制約に対して効率的なソリューションを導き出していきます。
残念ながら、イノベーションの近道とされるデザイン思考の日本企業での導入は、なかなか進んでいません。
その原因として、以下のような声が上がっています。
「デザイン思考という概念そのものが分かりにくい」
「トップの理解が得られず、組織として推進できなかった」
「共感者が得られず、横展開が困難であった」
「最終案に対して予算化ができなかった」
ボブ田中は、日本の企業風土にはまだまだ馴染みにくい思考法を、分かりやすく再体系化しました。
・デザイン思考を既に実践しているデザイン工学部の教員である
・自らの会社で、様々な商品開発、企業CIを手掛けている
・教育機関での研究を企業課題を通して実践している
という3つの背景を踏まえて開発されたメソッドが提供されます。
大企業を出し抜く新たな方向性を導き出します。
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